大型オートバイメーカー HARLEY/Kawasaki/HONDA

大型オートバイメーカーHARLEYの伝統を紡ぐエンジンの歴史

HARLEY

大型オートバイメーカーといえばHARLEYです。HARLEYの大型オートバイクエンジンには長い歴史があります。ナックルヘッドは、ビッグツイン以前に使われていたものでOHVとも呼ばれています。

その歴史は1929年にまでさかのぼり、元祖といえる存在です。1948年に登場したのがパンヘッドです。ナックルヘッドの後継機として開発、シリンダーヘッドがアルミ製へと変更され、軽量化とオーバーヒートの減少に貢献しました。

赤いHARLEY

第3世代にあたるショベルヘッドは見た目にも機械美を感じられる造形と、鼓動を放つように疾走することから現在でも高い人気を誇ります。第4世代にあたるエボリューションは中古市場でよく見かけます。

1984年に誕生し売上増に貢献し、当時AMFに買収され傘下にあったHURLEYを再び独立させることに成功しました。日本製バイクの耐久性に比較し壊れやすいと指摘された中でも、高いフィーリングと伝統が支持を獲得し復活につながりました。

ツインカムは、1990年年代のアメリカで速度規制が緩和されたさいに登場しました。現在はこのモデルが主流となっており大排気量時代の幕開けともなりました。

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バイクメーカーKawasakiの大型オートバイの魅力

Kawasaki

過去には国内のメーカーで大型オートバイと言えばKawasakiというイメージがありました。その魅力は排気量を問わず「最も早いオートバイ」を世に送り出すという姿勢とそれを目指して作られた数多くの名車達にあります。

その年代ごとに世界が驚く圧倒的なスペックを持つオートバイを登場させ、多くのライダーを魅了してきたのです。また大型オートバイでは排気量の制限が無い為900cc、リッターバイクと次々と国内最大排気量の市販車を市場に投入していったという事もあります。

ヘルメット

Kawasakiのオートバイは圧倒的なパワーと車体の重厚さ、ライダーの魂を揺さぶる排気音など特に大型オートバイではその特徴が強くなっています。

また過去の名車の中にはその圧倒的な加速力などから「ジャジャ馬」と評されたモデルなどもありましたがそれもまたKawasakiというメーカーを表現する言葉となっていますし、その大きな魅力の一つとも言えるものです。

日本のバイクメーカーHONDAの大型オートバイ人気の理由

HONDA

HONDAの大型オートバイは日本国内、海外問わずに高い評価を得て人気もあります。国内のバイクメーカーとして常に先頭を走ってきた高い技術力がその理由で様々なモデルが世界中でヒットしました。

HONDAの大型オートバイは乗りやすく扱いやすいので個性が無いと思われる事もありますが、その性能を引き出そうとすれば走らせる為のバイクという違った面が顔をのぞかせます。

常用使用域ではあくまで扱いやすく、走らせる気になれば凶暴とも感じるパワーがあるという二面性があるという事です。

HONDAの大型オートバイは扱いやすい=個性が無いという事では無くライダーの要望に的確に応える事の出来る総合的な性能が高いという事でこうした面が国内外問わずに人気がある理由です。

この二面性はただ扱いやすいだけでは無く走らせたい時にはライダーの気持ちに応える事の出来るパワーを秘めているという大型オートバイに限らずバイクの理想の形でもあります。

バイク