大型オートバイメーカーといえばHARLEYです。HARLEYの大型オートバイクエンジンには長い歴史があります。ナックルヘッドは、ビッグツイン以前に使われていたものでOHVとも呼ばれています。
その歴史は1929年にまでさかのぼり、元祖といえる存在です。1948年に登場したのがパンヘッドです。ナックルヘッドの後継機として開発、シリンダーヘッドがアルミ製へと変更され、軽量化とオーバーヒートの減少に貢献しました。
第3世代にあたるショベルヘッドは見た目にも機械美を感じられる造形と、鼓動を放つように疾走することから現在でも高い人気を誇ります。第4世代にあたるエボリューションは中古市場でよく見かけます。
1984年に誕生し売上増に貢献し、当時AMFに買収され傘下にあったHURLEYを再び独立させることに成功しました。日本製バイクの耐久性に比較し壊れやすいと指摘された中でも、高いフィーリングと伝統が支持を獲得し復活につながりました。
ツインカムは、1990年年代のアメリカで速度規制が緩和されたさいに登場しました。現在はこのモデルが主流となっており大排気量時代の幕開けともなりました。