Kawasakiにはバイクメーカーとして一貫した姿勢があります。それは「最も早いバイクを作る」という事で、それは歴代の大型オートバイでその世代ごと具現化しています。
そうした理想の元に開発された大型オートバイのエンジンは何回も改良されたり吸排気系のセッティングの見直しをされたりしながら様々な年代の様々な車種に搭載されていきますのでKawasakiの大型オートバイは他のメーカーのバイクと比べて全体的にエンジンのパワーが強いという特徴があります。
特に海外モデルでは歴代そのクラスで最高のパワーを追及しておりその圧倒的なパワーはKawasakiの代名詞ともなっています。
このパワーを追及するという思想は馬力の自主規制のある国内モデルでも同じで、他のメーカーのバイクとカタログスペックでは同じ出力になっていても低速からの分厚いトルク、馬力面積の広さなどでカタログの最高出力には現れないパワーを生み出しています。